無属性クリーチャー
デコイ
カルドセプトというゲームを象徴するクリーチャーは何か。そう言われると私はデコイを思い浮かべます。カルドセプト界のアイコン的クリーチャーですよね。デコイかわいい!
反射攻撃で敵を倒せる
デコイの特徴は『反射』です。相手のST(攻撃力)をそのまま相手に返す。このシンプルな効果が、とても強力です。
カルドセプトビギンズにおいては、キングバランやグレートタスカーといった高STクリーチャーが強いので、それらを反射で倒せるのはシンプルに強いです。
質の違った防御力を発揮する
カルドセプトのクリーチャー戦は、じゃんけんのようにいくつかの攻撃手段が用意されています。高STによる攻撃、魔術攻撃(旧作で言うところの巻物攻撃)、即死攻撃あたりが代表的です。
デコイは、この中でもっとも汎用性の高い「高STによる攻撃」を反射できます。カルドセプトにおいて「高STを入れておけばOK」という環境にまったをかけるカードです。
もちろん、デコイが万能というわけではありません。しかし「高ST以外の解決方法」を要求というのはとても意義深いことです。
例えば、自分のブックにストーンウォール(ST0・HP60)しかいない場合と、ストーンウォールとデコイが入っている場面を想像してみてください。
ストーンウォールはHPはまずまず高いですが、コロッサス(ST70)で殴られればやられてしまいます。ストーンウォールを3体並べた隣に、敵のコロッサスを置かれたら……横移動で全部なぎ倒されてしまいます。想像しただけで胃が痛い!
しかし、そこにデコイを配置できればコロッサスの進撃を止めることができます。
相手がST70のクリーチャーで力押ししてきそうなら、デコイで反射すればいい。 相手が魔術攻撃やダメージスペルで崩しにくるならば、ストーンウォールを配置して耐えればいい。
ヨシ過去作では、こうした考え方を「多層防御」なんて呼ぶこともありました。
このように守備力の種類を複数準備しておくことは、防衛において効果的です。
普通のクリーチャーとは質の違う防御力を発揮するクリーチャーとして、ぜひ覚えておいてください。
ボージェス
応援効果は忘れやすいので注意しよう
地形効果が得られない無属性クリーチャーの救世主。無属性クリーチャーのHPを一律20もUPさせてくれるクリーチャーです。
使われた場合は厄介極まりありません。高額土地を侵略したのに、応援効果を忘れて通行料を支払うハメになるーー。これはバブラシュカ古事記にも書いてある、カルドセプトにおける古典的なあるあるミスです。
ヨシレベル5を踏んだ後に応援効果を思い出すんですよ……。
筆者は過去作でしこたま忘れたので、応援クリーチャーが出てきた場合「応援」と書いた付箋をすぐさま準備し、3DSに貼り付けたりしていました。それでも忘れるんですけどね!
応援は特殊な方法で守備力を確保できる
自分で使う場合には、防御力を特殊な方法(リソースの消費)で担保しているということを意識するとよいでしょう。
クリーチャーの防御力を高めるには、通常であれば下記のような方法があります。
- コストをかけて守備力が高いクリーチャーを使う
- アイテムカードで守る
これらはいずれもコストをかけて防御力を保っています。防御力の高いクリーチャー召喚魔力、防御アイテムの保持コスト(手札に持ち続けるのもリソースを使っています)などです。
しかし、応援であればこうしたコストは不要です。防御用アイテムの保持枚数は少なくて済むようになり(常にレザーマーを使っているようなものです)、元々のコストが安い無属性クリーチャーでも活躍しやすくなります。
一方で、HPが低いボージェスを維持するのもコストと言えますので、そのあたりはバランスをみなければなりません。
いずれにしろ、ボージェスに限らず応援という効果は「1体のクリーチャーを置くだけで広く効果を発揮する」特殊なリソースだと覚えておいてください。
火属性クリーチャー
キングバラン
とにかく土地コスト無しでST60が強い
キングバランの最大の特徴は、土地コストなしのクリーチャーであるにもかかわらず、ST60を持っていることです。大きいことは良いことです!
土地コスト付きで強い能力持ちのクリーチャーはそれなりにいます。ですが、キングバランはST60・HP50の文句のつけようのないステータスを持っているのに、土地コストなし!
ヨシ実に使いやすい!
これにより、レベル1領地(地形効果HP+10)に配置されたHP50以下のクリーチャーを、アイテムなしで仕留めることができます。この数値こそが、ビギンズにおける侵略の基準となります。
ビギンズでは試合のスピードがぐっと上がりました。空き地に止まるのを待つ余裕はありません。相手がとりあえずで確保したレベル1領地を叩いて奪うことで、相手のヨコ(連鎖)を削りつつ、自分のヨコ(連鎖)を増やすことができます。
キングバランは序盤からこうした侵略ができるアタッカーです。自分で使うにしろ、相手取るにしろ、ST60とはしっかりと意識しなければならないでしょう。
オールドウィロウ
このクリーチャーとケルピー(水属性クリーチャー)は、最強の干渉である「通行料」に特化したクリーチャーです。
2,880Gーー。これは5連鎖レベル5を踏ませた時に奪える通行料です。何という破壊力! 通行料収入は、1撃でゲームを決めうる最強の攻撃のひとつです。
ヨシ極端な例ですけど、これって9,600G持っている人にドレインマジック当てたときと同じ威力ですからね。
さらにオトクなのが、通行料を奪うために必要な特別なスペルは必要ないことです。だって、目標達成を目指すためにヨコ(連鎖)とタテ(レベルアップ)を整えれば、一定確率で自然に踏んでもらえるのですから!
オールドウィロウを使わなかったとしても、通行料は強力かつメジャーな干渉手段であることは前提として覚えておく必要があります。
通行料を22%から100%に引き上げる能力「足止め」
あるひとつの高額領地を踏んでしまう確率はいくつでしょうか? 分岐がなく、スペルを使わない前提では、期待値の逆数が答えになります。最大ダイスが8ならば約22%の確率で高額領地を踏むことになります。
しかし、オールドウィロウやケルピーの能力「足止め」を使えば、これを100%に高めることができます。だって通り過ぎていく相手を確実に足止めできるわけですから。
レベル4であれば約800G、レベル5であれば約2,500Gの通行料収入を確実に得られるわけですから、必殺技といっても過言ではありません。
ヨシ特に対CPU戦では無類の強さを発揮します。ストーリーモードで進めなくなったら、足止めクリーチャーを使ってみましょう。
対人戦では袋叩きに合うし袋叩きにしなければならない
当然ですがそんな通行料を支払っていては、勝てるものも勝てません。なんとかしてオールドウィロウを使うセプターを妨害しなければなりません。
具体的な手段は下記の通りです。
- オールドウィロウ対策プレイング例
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- アイテムをシャッターする
- アイテムを使わせる(レベル1の土地を攻撃する)
- 妨害地変(クインテッセンス)を打ち込んで足止めできないようにする
- 妨害スペル(イビルブラスト、アンチエレメント)を打ち込んでオールドウィロウを倒す
妨害要素のフルコース!
これくらいやらなくてはいけないのです。相手は高レベル領地を1個作れば必殺技が発動するのに対し、自分達は高レベル土地を複数作らないと勝利条件を満たせないのですから。
逆にオールドウィロウを使う立場であれば、場に出てきた妨害要素を一手に引き受けることになるのです。普通だったら1vs1vs1vs1になるはずの試合構造が、一時的に1vs3になるわけですから当然です。
ウィロウを使うときには覚悟を決めましょう。ウィロウを使われたら情けを捨てましょう。
水属性クリーチャー
G・ノーチラス
HPも、大きいことはいいことです!
キングバランはSTが60と大きかったですが、ノーチラスはHPが大きいです。実に強い。
シンプルイズズベスト! HPが大きいのは強い
HP70というのは、土地コストなしクリーチャーの中では最大です。ということは最強です。
レベル1に置かれたG・ノーチラスをノーアイテムで倒せるクリーチャーは数えるほどしかいません。 普通に場に出てくる全てのSTより大きいのです。ノーアイテム戦ならばほぼ無敵と言って良いでしょう。
ヨシレベル1領地に置かれたクリーチャーを倒すためにアイテムをつかわせられるのは、相当に苦しいものです。
水属性はノーチラスのおかげで、頭1つ抜けた防衛力があると言えるでしょう。
地属性クリーチャー
援護クリーチャー全般
過去作でも一定の評価を得ていた援護クリーチャーは、本作では最強の一角ではないかと思っています。
安くてそれなりの防御力を確保できる
まずは援護の能力を確認してみましょう。
- 援護
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手札にあるクリーチャーカードをアイテムのようにして使うことができる。
地属性には優秀な援護クリーチャーが多くいます。
- 地属性の援護クリーチャーの例
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- ウッドフォーク
- オドラデク
- カーバンクル
- グリマルキン
- サクヤ
- ジャッカロープ
- セージ
- ドリアード
こうした援護クリーチャーはHPが30程度と弱めなのですが、次のような特徴があります。
- コストが安め(安いと40Gくらい)
- レベル1防衛においてアイテムに頼らなくても守りやすい
こうした特徴から、レベル1の領地を確保し、連鎖を維持する能力に優れていると言えるでしょう。
ばらまき戦略の強化で援護クリーチャーに追い風
援護が最強の一角と考えている理由は、ばらまき戦略の優位性が上がったからです。
ビギンズでは、たくさんクリーチャーを配置することが有利な環境になっています。理由をいくつか挙げてみましょう。
とにかく、たくさん配置すると収入は増えるし、総資産も伸びやすい。
カルドセプトは、元々クリーチャーをたくさん配置できると有利になるゲームでした。ビギンズではそれが顕著になっています。
援護クリーチャーの「安い」「レベル1戦闘に強い」という特徴は、クリーチャーを多めにしてたくさん配置する戦略と相性がピッタリ。ビギンズ環境にマッチしています。
なかなか勝てないという人は援護ブックをつかってみるのをオススメします。援護クリーチャーは種類が多いので、クリーチャーカードが集まっていない初心者の方でもブックを組みやすいのが良いところです。
グレートタスカー
過去作カルドセプトリボルトでは、先制を持つ超強力なクリーチャー(ティアマト、テュポーンなど)がたくさんいました。
それらを防げるグレートタスカーの「先制無効化」は超強力な能力でしたが、本作では先制の強力なクリーチャーがリボルトほど多いわけではありません。相対的に価値は下がっています。
しかし、それでもなお初心者向けカード紹介で取り上げるべきカードであると判断しました。 大きいことは良いことですから!
援護のエサとしてレベル1侵略に活躍
同じステータスを持つクリーチャーに「キングバラン」がいます。あちらは土地コストがなく、単体性能や配置のしやすさでは、先制無効化を加味してもグレートタスカーが劣る場面が多いのは事実です。
しかし、グレートタスカーはそのままでも強いし、援護とシナジーがあるのも強みなのです。
手札から援護クリーチャーのアイテムとして使われる場合、グレートタスカーの重い土地コストは一切関係なくなります。
今作においてレベル1土地の攻防の重要性が増している中、援護クリーチャーにこのカードを乗せるだけでST70〜80を叩き出せるのは非常に魅力的です。
マミーやストーンウォールでは出せないこのSTこそ、援護ブックにグレートタスカーを採用する大きなメリットです。
前半戦は援護のエサとして、領地コスト条件を満たした後半戦はキングバラン以上の性能を誇るアタッカーとして活躍することでしょう。
風属性クリーチャー
地形変化サポート型クリーチャー|ホーリーラマ・ワイバーンなど
正式な名称はないのですが「離れた〇〇土地に移動できる」「任意の土地にクリーチャーを配置できる」という能力を持つクリーチャーをこう呼ぶことにします。
- 地形変化サポート型クリーチャーの例
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- ホーリーラマ
- ワイバーン
- コンジャラー(※火属性)
- ドリアード(※地属性)
連鎖を作る能力を強力にサポート
ヨコ(連鎖)を作る能力は非常に重要ですが、それらを助けるために一役買ってくれるクリーチャーです。
基本的に、カルドセプトは連鎖を組まないと勝てません。なかなか総魔力が伸びなくて困っている方は、これらのクリーチャーを使ってみるのもよいでしょう。
ヨシ特に地形変化スペルが揃っていない時には、力を発揮してくれます。是非使ってみましょう。


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