護符の格言5選から学ぶ! カルドセプトにおける護符戦のイロハ

 将棋では「歩のない将棋は負け将棋」、チェスでは「Tempo is everything」など、戦略が格言となって後世に伝わるのはロマンを感じます。そして、カルドセプト界にも格言めいた定石がたくさんあります。これらの中には、ゲームの本質を端的に表したものも少なくありません。

ヨシ

私は結構直感的な人間なので、計算よりもこういう言葉のほうが試合中に役立つことが多いんですよね。

 今回は、護符に関する格言を5つ紹介してみようと思います。計算だけでは掴み取れない感覚のようなものが、少しでも伝わると嬉しいです。

護符の格言5選

  • 護符は連鎖の代わり
  • 護符は防具
  • 護符持ち(金持ち)の土地を叩け
  • 「相乗り」「護符ロック」
  • 護符を買いすぎると時間を損する
目次

格言1|護符は連鎖の代わり

 連鎖が取れなくても、護符があればなんとかなるケースは多々あります。

 極端な例を挙げましょう。護符を60枚持っていれば、わずか2連鎖でも達成が可能です。

土地 (2連鎖レベル5が2つ) = 4,800G
護符価値1枚あたり56G × 60枚 = 3,360G
合計8,160G

ヨシ

連鎖倍率が足りない分を、護符で穴埋めするイメージですね。

 クリーチャーが配置できずに苦しい展開になった場合には、少し多めに護符を買っておくと巻き返せるかもしれません。

格言2|護符は防具

 カルドセプトは、基本的に連鎖を組まなければ勝てないゲームです。

 つまり沢山の土地を、相手に晒すことになります。これは言い換えれば、相手の攻撃の的を沢山置いているということです。すべてを守り切ることはできません。

ヨシ

自分の領地全部キングバランに殴られても平気です!
というケースは少数派でしょう。

 一方で、護符を叩く手段はかなり限定的です。もちろん護符対策カードは存在しますが、土地を攻撃するのに比べれば、圧倒的に難しい。

 護符は、攻撃を受けにくい安定的な資産なのです。土地に注ぎ込んだ魔力は奪われるかもしれませんが、護符に変えた魔力はそう簡単には減りません。

 侵略力が高いブックとあたった時、防具代わりに護符を買うのは良い選択肢です。大丈夫、格言1でも紹介した通り、護符を多く持てば土地の数を絞っても達成できますよ!

格言3|護符持ち(金持ち)の土地を叩け

「レベル5がある! スゴイ!」
「1,250Gも持っていてレベルアップできそう! スゴイ!」

 こうした目立つリソースと違い、護符は護符価値×所持枚数を自分で計算しないと金額が見えません。ひっそりと99Gの護符を15枚持っているだけで、それは1,485G。あっという間にレベル5を作って達成が見えてしまいます。

 護符を持っているときに、護符を売ったあとにレベルアップしたことを考えてみましょう。

STEP
99G護符15枚 + 5連鎖レベル4(1-1-1-1-4) を持っている


護符1,485G + 領地 3,600G = 5,085G

STEP
護符を全部売ってレベル5にレベルアップ(1-1-1-5-4)

護符0枚 + 領地 8,100G + 護符を売却した魔力の残り235G = 8,335G

 さっきまで「5,000Gくらいだからまだ余裕があるかも?」と思えていたのが、あっという間に目標達成です。

 恐ろしいのは、この動きには最短で1ターンしかかからないことです。聖堂と、自分の領地を通過すればよいのですから。

 レベルアップのための魔力を手持ち魔力として持っている相手には、ドレインマジックを当てたり、カルドラを使ったりする方法もあります。何より目立つ。セプター全員で「アイツが勝ちそうだぞ」という認識が共有しやすいのです。

 しかし前述の通り、護符は防具。叩くのが難しいのです。そのため「護符持ち(金持ち)の土地を叩け」という格言が生まれたのではないかと思っています。

ヨシ

いくら増資の準備が整っていても、レベルアップする土地がなければ達成はできないのです。

 相手が目標魔力に達してしまってから慌てても間に合いません。伸び幅が大きい相手には、早めに手を打つ必要があります。例えば、以下のようなものです。

  • 土地を侵略(レベル1侵略でも十分)
  • 防衛用アイテムをシャッターで破壊
  • クインテッセンスドラウトを打ち込んでレベルアップを妨害

 聖堂周辺の領地は「護符売却→レベルアップ」というムーブをしやすいので特に強いです! 狙って攻撃できるなら、狙っておきましょう。

格言4|「相乗り」と「護符ロック」

 自分が地属性のブックで、相手3人が水属性だったら、どの護符を買うべきでしょうか?

 まず間違いなくです。

 護符価値は、自分の領地だけでなく相手の領地の価値変動からも影響を受けます。属性が被っているのであれば、3人がその属性をレベルアップしてくれるはず。よって、護符価値が上がりやすくなります。

 このように、複数のセプターがレベルを上げそうな属性の護符をちゃっかり買うことを「相乗り」と呼ぶことがあります。

 自分のブックと同じ属性の護符を買うのは、レベルアップのタイミングを自分でコントロールできるので、護符戦の基本と言えます。しかし、それに固執せずに、いま一番伸びそうな護符を買えると、より一層護符戦はやりやすくなるでしょう。

ヨシ

基本にとらわれず、相乗りという選択肢もぜひ持っておきましょう。

 反対に、みんなが自分の属性の護符を買ってきそうならば、先にレベルを上げて護符の価値を釣り上げる手があります。 これを「護符ロック」と呼ぶことがあります。

 3連鎖のレベル3(1-1-3)を作るだけでも、護符価値は10Gから19Gまで上昇します。買値が倍近くなるわけですから、相乗りを躊躇わせる効果は十分です。

格言5|護符を買いすぎると時間を損する

ヨシ

覚えてなかったけど、コレ過去の私が言ったらしい。
やっべ、カッコいい事言っているな……。


 閑話休題、本題に入りましょう。

 護符は安いうちにたくさん買っておいたほうが資産効率が良いですね。だから序盤にたくさん買うべきです!

 前述の通り、護符をもっと買いたいのにレベルを先に上げてしまうと、護符の価値は上がってしまいます。自分で自分に護符ロックをかけることになるわけです。なので、護符をたくさん買い終えるまではレベルを上げず、ゆっくりゆっくり試合を進めるといいですね!

ヨシ

……それって強いのでしょうか?

 例外はあるものの、護符は必要十分な枚数を購入したほうが強いです。

 護符を買う目的は、資産の最大化ではありません。目標達成の高速化・安定化です。目標8,000Gの試合で護符50枚買って資産を11,000Gまで伸ばしても、意味はないのです。

 今回は護符を買いすぎる事によるデメリットをいくつか紹介します。

弱点1|レベルアップが遅くなると達成が遅くなる

 そもそも、護符は価値が上がるから買うわけです。そして価値を上げるのは基本的にあなたのレベルアップです。あなたがレベルアップを始めないと、あなたは護符の恩恵を受けられないのです。

 ヨコ(連鎖)が十分整っていて魔力もあるのなら、急ぐべきは護符の追加購入ではなくレベルアップです。

 さっさとレベルを上げて、さっさと上がってしまう! それが常に最善とは言いませんが、それが常に目指せないのは弱いブックです。

 例外的に大量の護符を買い増すのは以下のような特殊な場合だけにしましょう。

  • ヨコ(連鎖)が全然確保できなくて厳しい
  • 護符を買い足してもレベル5が作れるくらい手持ち魔力に余裕がある
  • その護符が直後に上がることが明らか
そうは言っても何枚から買いすぎなのかわからない!

「◯連鎖のときには、護符は■枚必要」というのは、試合前に想定しておくべきです。
 護符の基本情報の記事で、護符価値シミュレーターを紹介しています。使ってみてください。

弱点2|相乗りを許してしまう

 あなたが、ヨコ(連鎖)が十分整っていて護符を買い足している状態を見たら、相手はどうするでしょうか?

 そうですね、相乗りしてきます。

 レベルを上げれば目標達成を目指せるのであれば、さっさとレベルを上げてしまいましょう! あなたの護符の利益を得るのは、あなただけのほうが都合がいいはずです。

まとめ

ヨシ

護符の格言についてまとめてみました!

  • 護符は連鎖の代わり
  • 護符は防具
  • 護符持ち(金持ち)の土地を叩け
  • 「相乗り」「護符ロック」
  • 護符を買いすぎると時間を損する

 リンディ効果という言葉があります。非生物的なもの(技術、アイデアなど)は、これまで存在してきた期間が長いほど、今後も長く存続する可能性が高い――。こうした意味の言葉だそうです。

 カルドセプトの護符の基本ルールは変わっていません。温故知新で、昔から伝わるカルドセプト格言から学べることはたくさんあるはず。ぜひ自分のプレイに活かしてみてください!

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